ボスカイオーラ(boscaiola)とは「森の~」という意味で、森で取れるキノコ類を使った料理に使われる言葉である。今回はトマトソース仕立てにしているが、とくにソースはこれといって決まっているわけでもなさそうだ。
まあ、安心のトマトソースで普通に頂きたいですなあ。
まあ、安心のトマトソースで普通に頂きたいですなあ。

スパゲッティ | 100g |
---|---|
塩 | 適量(茹で用) |
トマトソース | 80~100cc |
ポルチーニ(乾燥) | 適量 |
シメジ | 1/4束 |
エノキタケ | 20g |
パルメザンチーズ | 適量 |
白ワイン | 20cc |
玉ねぎ | 1/8~1/4個 |
ニンニク | 1片 |
オリーブオイル | 大さじ2杯 |
1.ポルチーニ茸の準備
乾燥ポルチーニは1時間ほどぬるま湯に浸して戻しておく。
戻し汁は捨ててしまわないで置いておく。このとき必ずペーパーなどでこすこと。
2.ニンニクと玉ねぎをロースト
フライパンにオリーブオイルとみじん切りにした玉ねぎ、ニンニクを入れてから弱火にかけてじっくりと炒める。
炒めるというよりオイルで熱するという感覚で、じっくりじっくりと。
とくにニンニクは焦げやすいので注意しましょう。
3.キノコ類を炒める
玉ねぎ、ニンニクが程よく炒まったら、キノコ類を入れて炒めていく。
戻したポルチーニ茸はそのままでも良いですが、香りを楽しみたい人は小さく刻んでも良いでしょう。
4.白ワインと戻し汁
2~3分炒めたら白ワインを注ぎ香りをつけてアルコール分を飛ばす。
それから1. のポルチーニ茸の戻し汁を100ccほど注ぎ入れて軽く煮詰めます。
5.仕上げにパルメザンチーズ
トマトソースを加えてから、ひと煮立ちさせて茹で上げたスパゲッティをフライパンの中でソースに絡めていきます。
おろしたパルメザンチーズを全体にふりかけて、溶し込んだら完成です。
やっぱりキノコはパスタに合う。
- 他のキノコ類でも代用可能。でもポルチーニはやっぱり欲しいところ。
- ショートパスタでも相性は良さそうですね。
- ボスカイオーラ=木こり風というのは誤訳。「ツナを切り株に見立てている」というのをよく見かけるが、木こり風と誤った情報から生まれたガセネタです。